アーカイブ: 2018年11月

やっぱり凄かった! 健康野菜の王様「ニンニク」

にんにく

国民的人気番組でも反響
最近、某TV番組でニンニクの健康効果について、なかなかガッテンだな!と思わせる放送がされていました。
スタミナだけでなく、他にも体に嬉しい効果が盛りだくさんの内容でした。
驚いたのは、ただニオイを嗅いだだけで体温が3分間で2℃も上がったという実験を見て、ニオイだけでもこれほど作用するなら、食べたらもっと凄いんだろうなと目が釘付けになってしまいました。

 

ガン、コレステロール、血圧にも期待
番組はさらに続きます。
まず、米国の国立ガン研究所では、ガン予防に効果のある野菜№1がニンニクであると発表しているとのこと。また、他の研究機関でも血液サラサラ効果がある野菜№1に挙げているのだそうです。
さらに海外での臨床試験結果にも触れ、コレステロールや中性脂肪値が高い人を対象にした試験では16週間毎日半かけのニンニクを摂取したところ数値が下がり、血圧が高い人についての試験においても6ヶ月で血圧(上の方の)が下がったという結果が紹介されていました。

 

にんにく

 

毎日食べ続けるのは結構大変
番組ではニンニクの健康効果を考慮して1日1かけを勧めていました。しかしニンニクには独特な風味があり食欲を増してくれる一方、毎日食べ続けるにはニオイが強すぎて飽きがくるのと、口臭や体臭が長時間残るため、実験モニターの方々も一週間連続摂取はとても辛そうでした。
このニオイ成分はイオウ化合物の一種で「アリシン」という成分なのですが、ニンニクの細胞を傷つけなければほぼ無臭の「アリイン」という成分のままです。しかしガリっとかじったり、包丁で切って細胞を傷をつけてしまうと酵素と反応して強烈な「アリシン」へと変身してしまうのです。
アリシンは体内で吸収されると血液に乗って体中を巡り、全身の毛穴や呼気からニオイを発します。

 

ニオイを抑える方法
これほど体に嬉しい効果があるのに、ニオイが気になって避けてしまうのはもったいない話です。
番組ではニオイを抑える方法として、完璧とはいえないものの…といいながらも下記の方法を紹介していました。

(1)皮が付いたまま、丸ごと加熱調理をする(食べるときには皮を剝く)
(2)牛乳を飲む(食後30分以内に牛乳を飲むことで、牛乳の脂肪分が口や胃でニオイ成分を吸着してくれる。ただし飲む時間が遅くなってニオイ成分が体内を巡ってしまったら抑えることはできない。)
(3)生リンゴを食べる(リンゴのポリフェノールがニオイ成分を臭わない成分へと変える。リンゴジュースでもOK。)

加えて、無臭化ニンニクと謳うものが数多く出回っていますが、そのほとんどがニンニクではなくネギの仲間で、ニンニクと比べて成分が劣るそうなので注意が必要です。
ニンニクを低臭化や無臭化にさせるのは実はとても高い技術力が必要です。もし不安に思ったら本当にニンニク由来なのか、それともネギやタマネギ由来なのかをメーカーにズバリ聞いてみると安心ではないでしょうか。

今回はニンニクの健康効果とニオイ対策について、TV番組の内容も交えてお話ししてきました。
健康効果について王様といわれる理由がお分かりいただけたのではと思います。
しかしニンニク好きであってもニオイの面では毎日摂るのは難しいようです。
しかも生ニンンクは刺激が強いため胃の弱い方や子供には不向きな面もあります。
そんな方には、本物のニンニクを無臭化した加工食品を上手く利用し、健康維持に役立てることをお勧めしたいと思います。

 

コラム:栄養管理士/大森貴舟

 

ハーブを食卓に「ラベンダー」

ハーブ

 

 

 

心の疲れを洗い流してくれる香り
初夏になると青紫色の花が清々しく香るラベンダー。
香りの印象は男性的な力強さと女性的な穏やかさを併せ持つ大人向けの香りといえるのではないでしょうか。
ラテン語で「洗う」という意味の「Lavo」が名前の由来ともいわれ、中世ヨーロッパでは傷を洗って清めたり、沐浴剤として用いられていたとのこと。
その名の通り、心の疲れを洗い流し、安眠やリラックスをしたいときによく用いられる人気のハーブです。

 

ハーブ

 

意外と簡単!育て方と楽しみ方
我が家では一鉢700円で買った小さな苗木を地植えしたところ、翌年には3倍の大きさに育ち、以降毎年どんどんと大きくなっています。
花は5月中旬頃から咲き始め、6~7月にピークを迎えながらも10月に入った今もなお、まだ花をつけて長く楽しませてくれています。
暑さ寒さに強く、乾燥にも強いので水やりに気を遣う必要がほとんどなく、世話いらずなハーブです。
挿し木で簡単に増やすことができ、ラベンダー畑も夢ではありません。
花穂は摘み取ったら、輪ゴムでまとめて逆さ吊りにして乾燥させるとよいでしょう。
寝室に吊り下げておくと、よい香りが安眠をきっと誘ってくれることでしょう。ここで注意なのが、香りは強いと脳がかえって活性化されてしまい安眠を妨げてしまうことがあります。もし安眠効果を試すときには、ごくごく控え目にしましょう。
ハーブティーとして利用する場合には、単独だと香りが強すぎ、それだけで少々飲みにくいため、紅茶や他のハーブと合わせ、ラベンダーは小さじ1程度をブレンドすると風味の調和がよくなります。

※妊婦さんには少し注意が必要です。ラベンダーは比較的安全なハーブといわれていますが、通経作用などがあるそうで子宮を刺激することがあるため、使用の前にはお医者様にご相談ください。

コラム:栄養管理士/大森貴舟

ゴーヤーは夏バテ予防だけじゃない!

ゴーヤ

ベランダ菜園にもおすすめの「ゴーヤー」

4月中旬、ホームセンターで買った一株100円の苗。

それが8月には30個ほどの実をつけ、ゴーヤー好きの私としてはウハウハな夏となりました。

コスパが良い上、育て方も比較的簡単で、ボコボコの実からは想像できないほど繊細で涼やかなツタや葉は、日よけのグリーンカーテンとしても利用することができます。

穫れすぎてしまった実は冷凍で1ケ月位は保存可能です(保存方法は下記に)。

ゴーヤ

食欲増進作用のある苦味成分「モモルデシン」

ゴーヤーには苦味成分「モモルデシン」が含まれており、胃を刺激して胃酸の分泌を良くする作用があります。

胃の働きが活発になると食欲も増進され、その結果として疲労回復や夏バテに有効といえます。

また、豊富にカリウム含まれいるため高血圧を予防し、ビタミンCは美肌に有用です。

そうは言っても苦味が苦手という方には、スライスしてから塩もみするかサッと茹でることで抑えることができます。

 

苦味が気にならない農家さん直伝の美味レシピ

以前、農家さんから教えてもらった直伝のゴーヤーレシピがあります。

ちりめんじゃこを入れて甘辛く佃煮にするのですが、これが白いご飯にマッチして、ついつい食べ過ぎてしまう逸品です。

甘辛いだけでなく、お酢も使うので爽やかな酸味が苦味をマイルドにしてくれます。

 

農家さん直伝「ゴーヤーとちりめんじゃこの佃煮」(4人分)

【材料】

・ゴーヤー(中) 1本

・ちりめんじゃこ 大さじ2~4

・ゴマ油 小さじ1

・酒 大さじ1

・酢 大さじ1

・しょうゆ 大さじ1

・砂糖 大さじ1

・かつおぶし 1パック(3gくらい)

・いり白ゴマ 大さじ1

 

【作り方】

①ゴーヤーは縦半分に切り、中のワタと種を除き、スライスする。種とワタはスプーンを使うと簡単に取り除ける。

②スライスしたゴーヤーは軽く塩もみし、サッと水で洗い流すと苦みが抑えられる。

③フライパンにゴマ油を加え、ちりめんじゃこをサッと炒めた後、ゴーヤーを加え、しんなりしてきたら酒、酢、しょうゆ、砂糖を加えて煮汁が少なくなるまで炒め煮する。

④火を切る直前にかつおぶしと白ごまを加え、ひと混ぜして出来上がり。

 

★ゴーヤの冷凍保存方法★ゴーヤ

①縦半分に切り、中のワタや種は取り除く。

②薄めにスライスし、水にサッとくぐらせ、水分をしっかり切る。

③冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。1ケ月以内に使うようにしましょう。

コラム:栄養管理士/大森貴舟
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