ゴーヤーは夏バテ予防だけじゃない!
ベランダ菜園にもおすすめの「ゴーヤー」
4月中旬、ホームセンターで買った一株100円の苗。
それが8月には30個ほどの実をつけ、ゴーヤー好きの私としてはウハウハな夏となりました。
コスパが良い上、育て方も比較的簡単で、ボコボコの実からは想像できないほど繊細で涼やかなツタや葉は、日よけのグリーンカーテンとしても利用することができます。
穫れすぎてしまった実は冷凍で1ケ月位は保存可能です(保存方法は下記に)。
食欲増進作用のある苦味成分「モモルデシン」
ゴーヤーには苦味成分「モモルデシン」が含まれており、胃を刺激して胃酸の分泌を良くする作用があります。
胃の働きが活発になると食欲も増進され、その結果として疲労回復や夏バテに有効といえます。
また、豊富にカリウム含まれいるため高血圧を予防し、ビタミンCは美肌に有用です。
そうは言っても苦味が苦手という方には、スライスしてから塩もみするかサッと茹でることで抑えることができます。
苦味が気にならない農家さん直伝の美味レシピ
以前、農家さんから教えてもらった直伝のゴーヤーレシピがあります。
ちりめんじゃこを入れて甘辛く佃煮にするのですが、これが白いご飯にマッチして、ついつい食べ過ぎてしまう逸品です。
甘辛いだけでなく、お酢も使うので爽やかな酸味が苦味をマイルドにしてくれます。
農家さん直伝「ゴーヤーとちりめんじゃこの佃煮」(4人分)
【材料】
・ゴーヤー(中) 1本
・ちりめんじゃこ 大さじ2~4
・ゴマ油 小さじ1
・酒 大さじ1
・酢 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・かつおぶし 1パック(3gくらい)
・いり白ゴマ 大さじ1
【作り方】
①ゴーヤーは縦半分に切り、中のワタと種を除き、スライスする。種とワタはスプーンを使うと簡単に取り除ける。
②スライスしたゴーヤーは軽く塩もみし、サッと水で洗い流すと苦みが抑えられる。
③フライパンにゴマ油を加え、ちりめんじゃこをサッと炒めた後、ゴーヤーを加え、しんなりしてきたら酒、酢、しょうゆ、砂糖を加えて煮汁が少なくなるまで炒め煮する。
④火を切る直前にかつおぶしと白ごまを加え、ひと混ぜして出来上がり。
①縦半分に切り、中のワタや種は取り除く。
②薄めにスライスし、水にサッとくぐらせ、水分をしっかり切る。
③冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。1ケ月以内に使うようにしましょう。