生でも美味しく、からだにも嬉しいブルーベリー
最近はスーパーなどで生のブルーベリーが一年中、手に入るようになりました。また冷凍食品がリーズナブルな価格で売られており、益々身近な果実となっています。
ほのかな甘みと爽やかな酸味、そしてわずかに渋い皮は大人向けの美味しさといえます。
余ったときには砂糖とレモン汁を加えて煮込めばフレッシュなジャムになり、これもまた美味です。
ブルーベリージャムを洋風の肉の煮込み料理に加えてみると甘さと酸味がマッチしてより一層美味しくなります。
さて、ブルーベリーには強い抗酸化力のある「アントシアニン」という青紫の色素成分が含まれており、ビタミンCの約5倍の抗酸化力をもつといわれています。
そもそもこのような色素成分は、太陽の紫外線から自分の身を守るために作り出された成分ですが、それが我々ヒトにも役立つとの研究が数多く発表されています。
北米ワイルドベリー協会ではブルベリーの機能性について、脳の健康、心臓や消化器の健康からガン予防、尿路機能の改善、糖尿病のリスクの低下など、これらの研究を熟視しているそうです。
我が国ではブルーベリーが疲れ目や視力回復など、目に良いとの認識が広がって老若男女に大人気の素材です。視力の減退についてはその要因がいくつかあり、それらの中でどのタイプに効果を発揮するのか、またメカニズムの詳細について明らかになることを今後期待したいと思っています。