昨今では企業が『サステナビリティ』を掲げ、環境のために様々な取り組みを行っています。
『サステナビリティ』とは、「sustain(持続する、保つ)と「-able(~できる)」を組み合わせた言葉で、「持続可能性」という意味があります。
たとえば、太陽光や水力、風力といった自然の力を利用したエネルギーを使って、CO2の排出を抑えること。プラスチック使用量を削減し、使用済みのものは適切な処理をして、海洋に流出するプラスチックを減らし海を綺麗に保つこと。
こういった「将来にわたって、私たちの生活や地球環境を保ち続けるための活動」を『サステナビリティ』と呼びます。
実は、私たちの生活に欠かせない食品容器と、『サステナビリティ』には深い関係があるのです。
「持続可能性」のある活動の一環として、資源をむだにしないことはとても大切です。
私たちは毎日1人あたり1キログラムの程度ごみを出していると言われ、
その中で包装容器が占める割合は容積比で半分以上を占めています。
そこで、容器包装を減らし、再商品化・再資源化をすすめるため、
平成7年から容器包装リサイクル法が制定されました。
食品容器をそのまま捨て、処分するのではなく、再び資源として使うための取り組みは、「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」でも行われています。
「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」は、発売当初からスチール缶を使用しています。
紙パックやペットボトルのジュースも多い中、なぜスチール缶にこだわるのでしょうか?
スチール缶は空気や水を通さず、光を遮断する高い密封性があります。さらに、衝撃や熱にも強く、100度の熱や気圧の変化にも耐えることのできる、優れた機能を持っています。
「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」は、温野菜ピューレ製法で皮ごと煮詰めた「どろっ」とした濃厚な味わいが特長。
野菜本来の甘さや、ほっこりとした食感をそのまま楽しんでもらうために、
日々最高の状態で容器に詰めて贈りたい。そして、できたての「美味しい」をお客様のもとへ届けたいから、長期間の保存に向いたスチール缶を使用しています。
「100%マテリアルサイクル」と呼ばれるスチール缶。その原材料は鉄で、ほかの原材料と違い、
ほとんどの部分を再利用可能することができる素材です。
そのリサイクル率は94%で、ガラスびんやペットボトルよりも高い「リサイクルの優等生」と呼ばれています。
1年間にリサイクルされるスチール缶は約40万トンで、なんと東京タワー110本分の量に匹敵します。
様々な食品容器のなかでも、スチール缶はもっとも環境負荷をかけない容器なのです。
「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」は、サステナビリティに配慮し、そしてお客様に安心で安全な美味しい味わいを楽しんでほしいから、容器にもこだわって提供しています。
将来にわたって地球の環境を守ること、そして飲む人の健康も守ること、どちらもミリオンが望む未来です。
1人でも多くの笑顔が続くよう、今日も未来のことを考えて、みなさまに美味しい「国産緑黄色野菜ジュース」をお届けいたします。