脂肪の摂取の仕方

魚類・植物性の脂肪は確かに肉類の脂肪よりも「良い」と言われますが、あまり違いがないようです。

どんな種類の脂肪であっても、体内に入ると、胆汁酸の分泌を増やし、それが大腸で発ガン性物質に変化するようです。

脂肪(油)の摂取について、下記を参考にしてみてください。
「①脂肪食品はできるだけ少なめに摂る

②脂肪食品を摂る時は、動物性よりも魚類・植物類にする

③天ぷら、カツ、フライなど、揚げ物を食べる回数を減らす

④同じ油を何度も使わない

⑤古くなった油やマーガリンも使わない

⑥ドレッシングやマヨネーズは、少な目にする

⑦ヘルシーな油であっても、1種類を使い続けない。同じ油ばかり使うと、摂取する成分に広がりがないため、オリーブ、ゴマ、紅花、シソ、月見草などの油を、数種類交代に、ときには混ぜて使う

⑧体内に脂肪を運び出してくれる食物繊維(野菜・海藻類)を一緒に摂る

(周東寛『病気にならない食事法』(講談社、2007年)

脂肪もしっかり考えて、より良い食生活にしていきましょう