夏こそ冷え対策を! 冷え性を改善する生活習慣
「暑い夏は、冷えとは無縁!」とはいかず、職場や電車内など冷房がかなり強めに効いている場所も多くて、冷え性の人にとっては辛い季節ですよね。
エアコンだけではなく、冷たい飲み物や食べ物を摂ることの多い夏は、身体の内側からも冷えやすいものです。
冷え性は、手足が冷えて辛いだけではなく、不眠や肩こり、腰痛などのさまざまな不調の原因にもなります。冷え性を改善する生活習慣を取り入れて、冷えにくい身体づくりを目指しましょう。
汗をかく生活で体温調節できる身体に!
女性には、汗をかくことを嫌う方が多いものです。
においや洋服の汗染み、お化粧崩れなどは確かに嫌なものですが、汗をかくことが少ない生活は自律神経のバランスを乱し、人間の身体に本来備わっている体温調節機能を低下させます。
今は、年間を通じてエアコンで適温に保たれた屋内で過ごすことができますが、冷え性改善のためには、運動や入浴などでしっかりと汗をかく生活の方が良いのです。
汗をかくのは身体が温まって体温を下げようとする働きです。
時にはエアコンの効いた屋内から外へ出て汗をかくようにすることで、体温調節機能の働きを鍛えるよう心がけましょう。
冷え性改善のために運動を取り入れましょう
体温調節を司る自律神経のバランスを整えるには、夜にウォーキングやストレッチなどの軽い運動をするのがおすすめです。
深い呼吸を意識しながら、リラックスして行うのが効果的です。
特に、デスクワークなどで一日じっとしている生活の人は、夜に軽い運動をすることによって、血流が良くなり冷え性が軽減される効果も期待できます。また、質の良い眠りにもつながります。
入浴で身体を温めましょう
夏の入浴はシャワーで済ませがちですが、冷え性改善のためにはしっかりとお湯に浸かる入浴がおすすめです。
特にぬるめのお湯にじっくりと時間をかけて浸かる入浴が身体を温めるのには効果的です。
半身浴も良いですね。
入浴前に水を一杯飲むことで、入浴中に汗をかきやすくなります。
自宅での入浴の他に、サウナや岩盤浴などで汗をかくことも冷え性改善の効果が期待できます。
身体を温める食事を心がけましょう
運動や入浴で身体を温めるとともに、食事でも身体を温めることを心がけましょう。
冷え性改善に効果がある栄養素は以下のようなものです。
・ビタミンB
食事から摂ったたんぱく質や糖質、脂質をエネルギーに変える働きがあります。豚肉やレバー、卵、にんにく、豆類、魚介類などに含まれます。
・ビタミンE
血流を良くし、ホルモンバランスを整える働きがあります。ナッツ類、植物性油、かぼちゃ、ほうれん草、アンコウ、たらこなどに含まれます。
・ビタミンC
鉄分の吸収を促し、冷え性の原因にもなる貧血を改善します。
アセロラやレモンなどのフルーツ、パセリやブロッコリーなどの緑黄色野菜、イモ類などに含まれます。
野菜ジュースは、ビタミンやミネラルを手軽に補給できるという点で優れています。
冷え性改善のために野菜ジュースを取り入れるのであれば、ひと手間かけてスープにして食べるのが効果的です。
冷え性は、体質的なものもありますが、身体を冷やす生活習慣によるところも大きい物です。
身体を温める生活を心がけて、冷え性を改善していきましょう。
2014年7月18日 12:12 PM | カテゴリー: 女性に嬉しい野菜ジュース活用法